アセンブリを作成後に組立図を作成したとき部品表を追加することがあります。
部品表コマンドの基本操作方法を解説します。
アセンブリには、部品単体以外にユニット別などサブアセンブリとして構成部品を挿入できますが、オプション別に部品表の表示方法が異なります。
運用方法などで切り替えが必要になります。
部品表コマンド


作成した投影図を選択した状態で、テーブルのリスト内にある「部品表」コマンドをクリックします。
テーブルテンプレートを選択し、OKをクリックします。
テンプレートは、カスタマイズしたものを保存できます。
テンプレート以外の設定は、いつでも変更できます。変更する際は部品表の左上
をクリックします。

部品表タイプを「トップレベルのみ」に設定すると、部品名とサブアセンブリ名がリスト化されます。
サブアセンブリ内の部品名は表示されません。

部品表タイプを「部品のみ」に設定すると、部品名のみがリスト化されます。
サブアセンブリ名は表示されません。

部品表タイプを「インデント」に設定すると、部品名とサブアセンブリ名が表示され、さらにサブアセンブリ内の部品が追加でリスト化されます。
番号付けなしの場合は、サブアセンブリ内の部品には番号が空白になります。
連番号付けに変更するとサブアセンブリの番号+小数点で番号が追加されます。
単番号付けに変更するとサブアセンブリ内の部品に普通に部品番号が追加されます。


部品番号の付け方が5種類あり、自社の運用方法にあわせます。
部品表から除外
購入品などメーカーサイトからダウンロードした場合に複数ボディがある場合アセンブリとして保存されます。
部品表には購入品の型番のみ表示させたい場合は、指示した部品を部品表から除外することができます。


アセンブリを開いて除外したい部品を複数または一つ選択し、
構成部品のプロパティをクリックし、部品表から除外にチェックを入れます。
部品表タイプにかかわらず除外した部品名はリストから消えます。
サブアセンブリで作業した場合でもアセンブリで作業した場合でも同じ結果になります。
エンベロープ
エンベロープに設定した場合、設定した部品は、質量が無視され、さらに部品表から除外されます。
例えばユニットAで使用しているベース部品は、ユニットBの位置関係に大きく関わっている場合にユニットBのアセンブリでベース部品をエンベロープ設定した状態で読み込み、ベース部品にユニットBの部品を組付けしていきます。
トップレベルのアセンブリ作業は、ユニットAのベース部品とユニットBのベース部品の原点同士を一致合致させるだけで配置が完了するので、トップレベルの合致が簡素化できる効果もあります。
アセンブリの質量と部品表は、重複しませんので部品点数が多くなればエンベロープを使うことで、作業の効率化を実現できる場合があります。






