SOLIDWORKS CAM Standard 2018

solidworkscam 加工NCデータ

SOLIDWORKSは、バージョン2018よりCAM機能が追加されました。

価格は、「SOLIDWORKS CAM Standard」がライセンス価格40万円、サブスプリクションが年間8万4千円となっているが、SOLIDWORKSのサブスプリクションに加入している場合は、無償で利用ができます。

2軸ミル加工と穴加工が利用可能です。

上位版の「SOLIDWORKS CAM Professional」があり、3軸ミル加工や旋盤加工などの機能が使えるようになります。価格は、ライセンス価格が96万円、サブスプリクションが年間19万2千円となります。

CAMWorksがベースとなっています。

メリット・デメリットなど

工具の条件・材料の条件・加工手順などデータベースの作りこみやポストプロセッサの作りこみを充実させることで、一連のツールパスを数クリックで作りこむことが可能になっています。

SOLIDWORKSの材料データベースも同様ですが、SOLIDWORKS CAMの材料データベースもAISI(アメリカの規格)が基準となっているので、初期状態で使用する場合は少し苦労します。

ポストもある程度のメーカーの標準ポストが初期状態で入っているので、NCデータの修正ができる方であれば、そこそこ標準仕様で使っていけるようになっています。

機能に制限がありますが、設計者が少し使い方を覚えて、簡易的に加工時間を算出し、見積りに活用するなどの利用方法にも活用できる可能性があります。(ただし、マシニングセンタでの2軸加工・穴加工のみなので、完璧な時間算出は難しいです。)

CADMSオリジナル講習

CADMSでは、SOLIDWORKSの活用講習メニューをいくつか準備していますが、新たにSOLIDWORKS CAM Standard用のカリキュラムを作成し、講習ラインアップに加えました。

3次元CAD/CAM「Mastercam」の講習実績もあり、Mastercamと比較した形での講習も可能になっています。

NCデータに関する座学講習も行っていますので、ポストプロセッサ出力後のNCデータのカスタマイズ方法も可能になっています。

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